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■チーム紹介

こんにちは、ゴ・ジヘです。ピ・ガヒです。

私たちはデスティニーチャイルドのシナリオライターチームとして、2人で活動しています。

開発初期から今までずっと2人体制でしたが、最近は日本のシナリオライターの皆様にもお世話になっています。 日本の皆さんに、この場を借りて感謝申し上げます。

■仕事について

主な業務はもちろんシナリオの作成ですが、キャラクターコンセプト、アイテムの設定やシステムメッセージ、チュートリアル、PV用宣伝のキャッチコピーなど、テキスト関連の仕事は何でもやっています。

会社によって異なりますが、弊社ではシナリオ作成より、ゲーム内でシナリオを表示できるようにする作業の方が時間がかかります。

例えば、プロットを書いてシナリオ化させる工程が3割であれば、録音用の台本化作業やゲームで表示できるようにする作業、基本テスト作業などの工程が7割です。

また、演出の方針について関連部署と相談したり、日程を組むことも自分たちで行っているため、思ったより厳しいスケジュールの中でコンテンツを作成しています。

■シナリオを作る時、気を付けている事は?

ゴ・ジヘ:ゲーム作りは共同作業ですから、統一性のあるシナリオに見えるように作風を合わせて、デスティニーチャイルドのスタイルとして作り上げる作業が重要だと考えています。ただ、絵と同じように、シナリオも書いた人によって癖や独特な作風があるので、ライターの個性も保ちつつ、デスティニーチャイルドにふさわしいシナリオになるように意識的に統一しています。この過程では、チームメンバー同士で多くの調整が必要なので、チームワークもかなり重要ですね。

ピ・ガヒ:ゲームのシナリオは、映画やドラマとは違って演出に制限があります。 私が演出した場面がどのようにゲーム内に反映されるか、ユーザーが演出をどう受け止めるか、常に考えています。台詞を1行書いても、その台詞が設定したキャラクターに適しているか、その台詞がゲーム全体の流れにどのような影響を及ぼすかについても考慮しています。

最も重要なことは、「シナリオライターもゲーム開発者の1人」という考え方だと思います。シナリオについてはオリジナリティを表現するのも大切ですが、ゲームの一部分であり、多くの開発者たちと共に作り上げるコンテンツの1つなので、どのような状況にも柔軟に対処できるようにしています。

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