主人公
入社したばかりのころ、主人公のイラストを見て「あのトサカ頭の長さは何cmですか？」と聞いたのを思い出します。今でも気になりますが…とにかくかなり長いですよね。
外見は強烈なのに、基本、無気力。 でも→実際にはいいヤツという点を強調しています。
主人公は「面倒くさい」、「嫌だ」、「やりたくない」と口癖のように言いつつも、チャイルドの相談に乗ったり、契約者がどのように過ごしているのかしっかりと確認しています。
アルバイトも頑張っています。そんな主人公なので、それとなく背中を押してくれるモナとの出会いが未来を変える重要なきっかけの1つとなります。

モナ
モナのコンセプトは、魅力的で大人びたお姉さんです。
「どうでもいい」という感じで生きている主人公に助言する役割があります。ディレクターであるヒョンテの絵から受けた印象（感じ）をもう少し強調して今のモナの姿になりました。余裕があって能力が高く、事の成り行きを見守る大人の女性です。
サブカルチャーで扱われる「サキュバスと聞いて思いつくキャラクター」を元にして、意図的に少し変形させました。

リザ
リザはシナリオチームでもかなり扱いづらいキャラクターに属します。
リザは《身体的コンプレックスを持つワーカホリックハーフサキュバス》という設定に《自分勝手なエリート悪魔フレイのサキュバス》というビハインドコンセプトを追加し、対比させようとしました。
リザとフレイとネヴァンは3人とも異なる性格の為、かなり面白い組み合わせだと思います。
チャンスがあればリザのストーリーをもう少し展開してみたいと思います。

ダビ
触れたいけど触れられない獰猛な猫という感じにしています。ご飯もあげてそれなりにお世話してるのに、なぜか全然懐かない猫。その理由はモナの事が大好きだからなんですが…
《モナが大好き》というキーワードから、モナのためなら世界を横断するかもしれないと思ったのがきっかけとなり、人間界にやってくるエピソードをそのようにしました。

フレイ
主人公のライバル役として企画されたキャラクターです。
フレイはあるコンプレックスを持っています。フレイのカッコつけたがる態度も、このコンプレックスと関係があります。
ほとんど白紙の状態から作ったキャラクターで、外見の雰囲気から少し横柄に見える強者、浮気者属性、正反対のタイプであるリザに弱いという設定を加えました。
まさか、こんなに人気キャラになるとは思いませんでした。この場を借りて感謝申し上げます。

ネヴァン
リザが主人公たちと合流するのは最初から決まっていました。なので、フレイの周りにはいなさそうなキャラクターを作ろうとして生まれたのがネヴァンです。
目的は達成しましたが、台詞を書くのが本当に本当に難しくて…
他のキャラクターの2倍ぐらい時間をかけて台詞を書いています。
もうすぐ公開されるかもしれない？レイドシナリオは本当に大変でした。
フレイのように沢山の人に愛してもらいたいキャラクターの１人です。

イブ
主人公のライバルとして企画された2番目のキャラクターです。
どこか虚ろなところがある神秘的なライバルです。 淑女のように優雅さをイメージしています。
イブには方向音痴と機械音痴の属性を与えたため、イブのサポーターはその真逆の性格で企画しています。
魔王争奪戦が始まるやいなやサポーターを失った状態ですが、こちらも早く披露できればと思っています。